1.どんな事故?
ミルクを飲ませようとしたとき、ポットのお湯がかかった
2.場所は?
居間
3.大人は何をしていた?
近くにいた
4.誰が気付いた?
母親
5.家族の反応
水で冷やし、病院で受診した
6.治療の経過
皮膚の一部が瘢痕化した
1.どんな事故?
炊飯器の蒸気に手を当て、手掌に熱傷をおった
2.場所は?
居間
3.大人は何をしていた?
近くにいた
4.誰が気付いた?
母親
5.家族の反応
水で冷やし、病院で受診した
6.治療の経過
手掌の一部に瘢痕を残した
※手掌の熱傷は機能障害をおこす恐れがある
1.どんな事故?
お風呂の湯を沸かしすぎて高温となったため、蛇口に手をのばした時、足を滑らせて浴槽に落下
2.場所は?
自宅の風呂場
3.大人は何をしていた?
家事
4.誰が気付いた?
母親
5.家族の反応
救急車を呼んで病院で受診した
6.治療の経過
全身に熱傷を負い、長期入院治療を要した
やけどの原因・予防と対策
やけどを防ぐには子どもの年齢に応じた注意が必要です。
・風呂やシャワーの温度に注意しましょう。
・大人が熱いものを飲みながら抱っこしたりしないようにしましょう。
・ミルクや食事は、適度に冷ましてから与えましょう。
・子どもの手の届くところには、熱いものを置かないようにしましょう。
ポットや電気ポットなどは、子どもの手の届かないところに置きましょう。電気のコードも、子どもが引っ張ったりできないようにしましょう。
調理中は、炊飯器や調理台に手が届かないようにしましょう。
暖房器具に手が触れられないようにしましょう。
風呂やシャワー、ミルクや食事の温度に注意しましょう。
熱いものはテーブルの真ん中に置きましょう。テーブルクロスは使わないほうが安全です。
・調理中は、炊飯器や調理台に近づけないようにしましょう。
・お風呂のドアにかぎを付け、浴槽の蓋は丈夫なものを選びましょう。
・お風呂の沸かしすぎに注意し、入浴中は大人がしっかり見ていましょう。
・アイロンを使うときは、子どもが触れないようにしましょう。
・使ったあとのアイロンは、子どもの手が届かないところで冷ましましょう。
・暖房器具は、柵で囲みましょう。
・マッチやライターなどは、子どもの手の届かないところに置きましょう。
花火や焚き火、キャンプファイヤーで遊ぶときは、必ず大人がついているようにしましょう。
マッチやライターなどは、子どもの手の届かないところに置きましょう。
ホットカーペットや電気毛布は、低温やけどを予防するため長時間の使用に注意しましょう。寝る前にスイッチを切りましょう。
子どもにやけどの予防について、積極的に教えていきましょう。
応急処置:やけどの場合
まず冷やしましょう
すぐに流水で痛みがやわらぐまで十分冷やしましょう。早く冷やし始めるほど効果があります。服を着たままでもかまわず冷やしましょう。
全身やけど以外では、からだ全体を冷やさないようにしましょう。冷やしていて、からだがふるえだしたら止めてください。
氷で直接冷やすのは止めましょう。
身体の部位による冷やし方
やけどが身体の一部の場合、水道かシャワーを使う。
直接水がかけにくい場合は、冷たいタオルをこまめに取り替えながら冷やす。
やけどが広範囲の場合、服のまま浴槽の水につける。
やけどの程度と処置
やけどの程度 やけどの程度
皮膚が赤くなる
(Ⅰ度のやけど)
冷やす。
清潔なガーゼで保護し、様子を見る。
水疱ができる
(Ⅱ度のやけど)
冷やす。
清潔なガーゼで保護し、なるべく早く病院を受診する。
焦げる・青白くなる
(Ⅲ度のやけど)
冷やす。
清潔なガーゼで保護し、ただちに病院を受診する。
※やけどの程度に関わらず、範囲が広い場合やなんとなく様子がおかしいと感じたら、ただちに病院を受診するようにしましょう。
感電の原因・予防と対策
・電気製品は、できるだけ子どもの手の届かないところに置きましょう。
・傷んだコードやプラグは早めに取り替えましょう。
・電気製品はていねいに取り扱い、保守管理に気をつけましょう。
・プラグはコンセントに金属部分が見えなくなるまで差し込みましょう。
応急処置:感電の場合
・2次感電を防止するため、まず電源を切る。
・意識がない場合、ただちに心肺蘇生を行い救急車を呼ぶ。
ふるえやけいれんが見られる場合、毛布などにくるんで暖かくし、足が少し高くなるように保ち、救急車を呼ぶ。
やけどした場合、すぐに水で冷やし病院で受診する。
たいしたことはないように見えても、念のため病院で受診しましょう。