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2003.07

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その5「水の事故」


応急手当ての仕方
水の事故では意識や呼吸の有無をまず確認

夏場は、乳幼児の水の事故が多発します。呼吸がなければ、一刻も早く人工呼吸を開始することが大切です。現場に一人しかいない場合は、大声で人を呼んで、救急車の手配を頼みましょう。

意識がある場合は ぬれた衣服を脱がせ、毛布などで全身をくるんで保温し、全身マッサージを行います。肺炎を起こすこともあるので、病院へ連れて行きましょう。
意識がない場合は まずは、救急車を呼びましょう。 (詳しくは6Pをご覧ください。)
呼吸の有無を確認します。呼吸がなければ気道を確保し、心肺蘇生法(しんぱいそせいほう)の手順(下記)に従って処置を行います。
呼吸が戻ったら 呼吸が戻っても気道を確保するため、また水を吐くこともあるので、横向きに寝かせます。救急車が来るまで毛布などにくるんで保温します。無理に水を吐かせる必要はありません。


予防策


イメージ
乳幼児がいる家庭は、風呂の水を残しておかないようにし、入口に鍵をかける。
風呂の底が滑りやすくなっていないか注意する。
子どもが洗濯機に落ちないよう、近くに踏み台になるものを置かない。
子どもが海や川に入るときは目を離さず、近くにいる。
海や川での一人行動はさける。
おぼれている人がいても、衣服を着たまま、慌てて助けに行かない。一緒におぼれる危険がある。


心配蘇生法ってどうするの? けがや病気により、意識障害や心肺停止などの状態になったときに行う救命手当てが「心肺蘇生法(しんぱいそせいほう)」。
呼吸停止・心臓停止から3~4分たつと、脳はダメージを受けてしまうため、一刻も早い処置が必要です。決まった流れに沿って行えば、だれにでもできるので覚えておきましょう。
写真で見る大人と乳児で異なる心肺蘇生法
大人
【1】意識の確認
●肩を軽くたたきながら、耳元で名前などを呼びかけて反応を見る。反応がなければすぐに助けを呼ぶ。
乳児
【1】意識の確認
●足の裏を刺激して反応を見る。意識がなく、ぐったりしている場合はすぐに助けを呼ぶ。
【2】気道の確保
●片手を額に当て、もう一方の手の指2本をあご先に当て、持ち上げ、気道を確保する。
【2】気道の確保
●頭を軽く後方に反らし、気道を確保する。
【3】人工呼吸
●呼吸がなければ人工呼吸を。気道を確保したまま、相手の口を覆い、息をゆっくり2回吹き込む。
【3】人工呼吸
●呼吸がなければ、人工呼吸を行う。鼻と口を一緒に口で覆い、まず2回息を吹き込む。
【4】循環のサインを調べる
●呼吸や咳、体の動きなどがなければ心臓が停止していると判断し、直ちに心臓マッサージを行う。
【4】循環のサインを調べる
●ここまでの手当てで反応がなければ心臓が止まっていると判断する。
【5】心臓マッサージを行う
●両手を重ね、ひじを伸ばして体重をかけ15回(1分間に100回の速さ)の心臓マッサージの後、2回の人工呼吸(【3】)を繰り返す。
【5】心臓マッサージを行う
●指2本で胸が沈む程度に、1分間に100回の速さで5回圧迫。再び人工呼吸(【3】)を1回行う。


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